4月25日から30日まで、認定NPO法人おてらおやつクラブの全国巡回展が、地元春日井市の林昌寺にて開催されました。この「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。
林昌寺の副住職の野田さんはひなご幼稚園の卒園児で、この活動に取り組んでいます。「たよってうれしい、たよられてうれしい」をテーマに、様々な立場の方の「うれしい」を生み出す活動にしたいと、全国巡回展を開催しています。元々野田さんとはFacebookで連絡を取っていたのですが、今回の企画を知り、私も参加したいと説明会&箱詰めワークショップに申し込みました。
最初に野田副住職から「おてらおやつクラブ」についての説明をお聞きし、早速箱詰めのお手伝いを参加者全員で行いました。まずいただいたお供えの品を、賞味期限別に分類します。次に箱詰めです。期限の迫っているものから詰めていきますが、一番下にお米、日用品(シャンプーや化粧品)等も入れ、隙間を埋めるようにお菓子等は崩れないように工夫して入れます。
最後にメッセージカードに思いを込めて一言添えます。子どもの貧困は表向きには見えにくく、困りごとを抱えるひとり親家庭の中には、孤立を深めて「助けて」と声をあげることができない方もみえるそうです。品物が届いて「本当に助かりました。」という多くの声も寄せられ、たくさんの子どもたちの援助になっています。行政への橋渡しとして、これからも応援していきたいと思います。